70歳が老化の分かれ道

生活
  今日は、これから、雨が降るようです、曇っています。
昨日の日中は、暖かかったですね。
日照時間も伸びてきました。
   読了の余韻  February   ②

「 70歳が老化の分かれ道 」 和田秀樹 著                             

  筆者は、精神科医です。
以前にも、” 六十代と七十代 心と体の整え方 ” という著書も紹介させていただきました。
「長生きできる確証のない薬を律儀に飲む必要はない」
「医師に勧められるままに、がんの手術をする必要もない」
「健診も無意味だから受けなくていい」
「血圧や血糖値、コレステロール値を抑えることが長寿につながる、というような。
 日本人を対象にした大規模な統計データはない」
「運転免許の返上はしなくていい」
  中高年になってくると、血圧が高いとか、血糖値が高いとか、コレステロールが高いとか。
そういった、症状が出てくるのは、あたり前だと言っています。
どうしても、薬が必要という時だけ服用すればいいと、言っています。
欧米では、心疾患での死亡率が1位なので、それらの薬を飲む必要があるが、日本ではガンが1位。
それなのに、欧米と同じことをしているのは、おかしいと。
やせろ、やせろというけれど、長生きするのは、” 小太り ” の人、のようです。
70歳を過ぎて、手術をすると、体力が落ちて、ヨボヨボになってしまう。
   運転免許は返上しないでいい、老人の交通事故は、全体の1%、しかない。
逆走は、たぶん、薬のせいだろうと、コレステロールを下げる薬などは、頭をボーっとさせるから。
ブレーキとアクセルの踏み間違えは動転しているから、若い人でも起こりうる・・・。
   マスコミが大げさに、取り上げているだけ。
運転免許を返上したら、むしろ、行動範囲が狭くなって、ボケてしまう、とも。
  内科等の、専門医は、” 専門の臓器だけ ” 正常に戻すことを考えて。
からだ全体のことは、考えていない。
  いやいや、バッサリ、今の老人医療のことを、ぶった切っています。
もちろん、読んでどう思うかは、人それぞれだと思います。
しかし、読んでみるのもプラスになると、思います。
 心に残る言葉 February  ⑬
” 何かをさせてもらえるというのは幸せなことです ”
    耐え忍ぶことと、犠牲になることとは違います。
自分の意思で耐えしのぶ。
そこに生きているハリが生まれます。
夫や子供や愛する人のために、私がしてあげるている。
尽くしていると思うと腹が立ちます。
本当は好きでさせてもらっているのです。
世の中には、尽くしたくても尽くす相手がいない人がたくさんいます。
何かをさせてもらえるということは幸せなことです。
(  瀬戸内 寂聴 )
 生活雑感 February ⑬

「過去五冠になられた方は時代を築いた偉大な棋士ばかり。
まだその立場に見合った実力が足りない」

将棋の藤井聡太さんが、王将戦で4連勝、五冠達成しました。
謙遜して言っているのではなく、もっと上を見ているところがすごいです。

 

 今日もよい一日でありますように。