川内優輝(36=あいおいニッセイ同和損保)は大逃げから4位に入る激走を見せた。

 大好物の悪天候で、川内が大逃げに打って出た。130回目のフルマラソン。
号砲と同時に飛び出し、トップを独走。35キロ付近で集団に吸収されても粘り。
大迫との3位争いの末、4位に入り「半分ぐらいの選手は私についていくのが怖くて。
もう半分は“落ちてくるだろう”となめていたのだと思う。なめんなよ、という感じでした」と振り返った。

 大迫とのレースは5年ぶり3度目。3戦全敗となり「目標はパリよりも何よりも大迫選手に勝つことだった。
望む場面が来たが、私は36キロまで引っ張ってやや満足した」と敗因を分析。
ペースを上げずにけん制し合う選手に一石を投じ「力がなければ最初から行くしかない。
若い選手も勇気を持ってほしい」と訴えた。

 4位に食い込み飛躍のきっかけをつかんだ10年東京、日本人31年ぶりに優勝した18年ボストンも雨だった。
レース当日に多くの選手、コーチから「飛び出すんでしょ?」と声をかけられ「あおられた感じ」で逃げを決断。前日はマラソン漫画「奈緒子」を読んでおり「漫画の主人公のつもりで先頭を突っ走った」と笑った。

 瀬古リーダーは「彼に一番のアッパレをあげたい」と絶賛。
36歳の川内は4年後のMGC開催を見据え「年齢はただの数字。
次のMGCも40歳で頑張りますよ!」と力を込めた。魂のこもったマラソン人生はまだまだ続く。
(  スポーツ ニッポン より  )

 

      生活雑感  October ⑳

  プロ野球・CS、ロッテに「ツキ」が、あるような気がします。
王者・オリックスに、くらいついて、いってほしいですね。

 

     今日もよい一日でありますように