今日は、「阪神大震災の日」。
30年前と同じく、寒い晴れ間が広がっています。
先日、「心に残る言葉」に書いたように、被災地外の人が、「記憶の風化」になるんですよね。
「被災した人」は、「記憶の風化」なんて、起こりません。
被災し、亡くなられた方々の、ご冥福を、お祈りいたします。
あの日は、転職するために、朝起きて、勉強をしていました。
吹田に住んでいました。朝風呂に入るために、火をつけていて、とにかく「火を消さないと」と思い。
揺れる中、火を消しに行ったことが思い出されます。
ただ、「自動で日は消されて」いましたが・・・。
あれから、東日本大震災やら新潟地震、熊本地震、各種水害、能登半島地震などなど。
日本列島は、「災害」に見舞われてきました。
災害は、今に始まったわけではなく、「太古の昔」から、続いています。
それでも、海に囲まれた日本は、外国からの侵略を、防いでくれています。。
自然災害に、見舞われても、また立ち上がる、「自然と共生する」日本人は、大したものです。
「自然災害は避けられない」ですから、「減災」「防災」に、力を入れるしかないんですよね。
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寒々としたこころの状態を冬の気候に重ね合わせて。
厳しい環境で生きている自分のみじめさを南極の冬を乗り越える「越冬隊」に例えたという。
そう説明を受けて、厳しい状況に置かれた自分の状況を悲しくも上手に表現した言葉だと思った。
その一方で、越冬隊と例えたその人の強さも感じた。
越冬隊に人たちは、南極の厳しい気候の中に立ち尽くしているわけではない。
研究など様々な活動をつづけ、一定期間が過ぎると成果を携えて日本に帰ってくる。
そうしたことができる力を持っているのだ。
越冬隊の話をしてくれた人はそこまで意識していたわけではないだろうが。
越冬隊に自分を例えることで、最終的には厳しい冬を乗り越えようという思いを持っていたと思う。
厳しい冬の後には必ず暖かい春が来る。
今は厳しい状況に置かれていても、長い人生どこかで風は吹く。
実際その人は、その後、自分に合う人と出会って充実した生活を送っていた。
( 日経 こころの健康学 より 「暖かい春は必ず来る」 )