今日も、いい天気になりました。
夜から明日の朝にかけて、雨が降るとのこと。
これからは、ひと雨ごとに、気温が下がって行くのでしょう。
「ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理」
大近藤 大介 著 講談社 1100円 (税込み)
この本を読んでいくと、なんか「中国がすごくて、日本はダメだ」みたいな。
著者の思いが伝わってきます。
まあ、最後に、「日本は日本でいいんだ」みたいな、フォローともとれる言葉で、終わっていますが。
結局、中国は、習近平という「皇帝」がいなければ、統治できない構造になっているんですよね。
つねに、「脅かして、緊張感を持たせていない」と。
14億人超の国民は、抑えられないんですよね・・・。
中国人が大切にするものは、3つの口。1、自分の口(主張すること、食べること)。
2、合口(常に、短剣をもっていて、保身にする→これは、禁止令が出たようです)。
3、がま口(お金しか、信用しない。常に、金もうけのことを考えている)。
空海が、留学して2年で帰ってきて、密教を広めたことについて。
→ 当時、中国の仏教界が、荒れていて、空海が修行に選んだ、青龍寺も、留学生の「お金」で、凌いでいた。
「空海が優秀で、2年で、中国語も梵語もマスターした」、わけではなく、「お金」を積んだ、模様。
「空海」は、「世渡りがうまく、口の達者な人物」だった、模様・・・。
「鑑真」が、日本を目指したのは、中国の仏教界が荒れていた、ことに嫌気がさし。
また、東方に、「不老長寿の薬を求めて」いたから、何度も、チャレンジしたとか・・・。
まあ、そういうことになると、「美談」ではなくなりますが、「納得がいく」話です。
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名探偵ならばどう思うだろうか。佐賀県警でDNA鑑定をめぐる不正が発覚した。
ホームズの時代になかった技術はいま、事件解明に決定的な役割を果たす。
改ざんや虚偽報告は1,2件ではない。県警は「捜査や公判に影響はない」とする。
だが最悪の場合、無辜(むこ)の人を犯罪者に仕立てたかもしれないと思うとぞっとする。
大川原化工機の冤罪事件では、なすべき再実験を怠っていた。「科学は嘘をつかない」。
地下鉄サリン事件などの捜査にかかわった元警視庁の科学捜査官、服藤恵三さんが自著で書いていた。
一言加えるならば「使う人間が正しければ」。その前提が最も難しく、また恐ろしいのだ。
( 日経 春秋 より )