今日の空は、もやがかかったような、ハッキリしない感じです。
今日も、20℃近くまで上がると言っていました。花粉に注意です。
昨夜、19時のNHKニュースから、後番組の「うたコン」をチラッと見ました。
イルカが「なごり雪」を歌い、森山直太朗が「桜」を歌っていました。
そこで、「違和感」を、すごく感じました。
私が初めて聞いた「なごり雪」ではない、と。
イルカの舞台衣装は、72歳の今でも、昔と同じようになっていました・・・。
でも、これは、「ムリ」があるなあと・・・。
ものごとには、やはり「旬」というものがあるのだなあ、と考えてしまいました。
同じヘアースタイル、同じ衣装、同じスタイル、のように見えても、「声」は違います。
それは、否定できないものです。
もちろん、私たちは、「プロだから」で、押し切るかもしれませんが・・・。
「当時のレコード」を流して、「口パク」というのも、それでは、番組にならないのでしょう。
「民謡」や「演歌」、「古典落語」などであれば、年齢が上がっても。
「味」だ出ていいのかも、しれませんが・・・。
でも、「青春期の歌」は、中高年になってしまっては、「ムリ」があります。
「この歌」は「この歌手」でなければ、というのでしょうが、・・・。
仕事人間で長く海外赴任していた男性で、定年で帰国したら友達もいないし、何もすることがない、と。
彼は有名な神社のそばに住んでいたので、お参りに行くうちに参拝に目覚めたそうです。
他の神社のついても調べ始めて、今は神社巡りをしています。
たくさん歩くので健康にもいいし、すごく生き生きしていますよ。
訪れた神社の写真をSNS(交流サイト)で送ってくれたりもします。
朝一に写真が届くと、こちらまで御利益があるようで、うれしいですね。
自分が楽しむためにやっていることでも、人を喜ばせることができるんです。
私のの好きな言葉に、僧侶でもあった作家、今東光さんの「人生は冥土までの暇つぶしや。
だから上等の暇つぶしをせにゃあかんのだ」というフレーズがあります。
相談者さんんも、上等の暇つぶしをこれから一生懸命探してほしいな、と思います。
地域デビューして人気者になることだけが、充実した人生ではありません。
ささいなことでも、あなたが楽しくてしょうがないことを見つけ、生き生きとそれを発見すれば。
相手はあなたの話に耳を傾けたくなると思いますよ。どうぞ、素晴らしい暇つぶしを見つけてください。
( 日経 なやみのとびら 『プライベートの話題に乏しい』 より )