その後も代名詞の「高速卓球」が研究され、中国のトップ選手への勝利が遠かった。
一時は競技から心が離れ、前回大会は落選。

  苦しい時期を過ごす中、五輪で結果を出したいとの思いを糧に何度も自分を奮い立たせた。
「『頑張りが足りなかったと振り返るなら最初から頑張れ』と活を入れた」と。

  ラリー中の緩急や台上技術を磨き、この日対戦した王芸迪には昨年勝利。
厳しい国内の五輪選考レースも勝ち抜いた。。

    ( 日経  スポーツ より  平野、脱皮示す勝利 )