今日も、朝から、気温が上がっています。
蒸し暑い空気が、まとわりついてきます、
昨日は、夕方、いきなり雷雨、今日も夕方から雨の予報なので、気をつけて下さい。
うちのマンションでは、月に1度、理事会がひらかれ、「理事会だより」ということで。
その内容が、印刷されて、配布されます。
その協議事項の中に、「居住者からのご意見について」があります。
この欄に、毎月、載せてくる○階の住人がいます。
「匿名の意見」は協議しませんから、記名で出しているのでしょう。
もちろん、印刷物には、名前は載りませんが、文面から読むと、「ヒマな高齢の男性」のようです。
マンガの世界だと、町の「ご隠居」「ご意見番」という、ところでしょう。
この人の、「意見=文句」はいつも、2~3、載っています。
曰く、
① 朝方、非常用のエレベーター前にゴミを置く人がいる、注意してほしい。
( これは、清掃員のゴミ回収に、合わせて出しているのでしょう。
② エレベーター内のマスク着用は個人の判断になったが、着用を希望する。
アンケートで決めて欲しい。
( これは、まったく『個人の問題』でしょう。
③ 非常階段の照明球切れ、数日間、発生している。点検はどうなっているのか?
④ 長期間にわたり、傘が廊下に置かれている住戸がある。どうなっているのか?
⑤ メールBOX内に、チラシ用のゴミ箱があるが、放火される恐れがあるので。
消化器を設置してほしい。
などなど・・・。
書いたらきりがありませんが、毎回、「意見=文句=問題提起?」してきます。
私は、17年住んでいますが、この人は、ここ1~2年内に、引っ越してきた人でしょう。
こういう人って、どこにでもいるんですよね、きっと。
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信州の田舎町で静かに暮らし、70歳を過ぎてふと気づいてみると。
おなじ病院で働いていた先輩医師たちはほとんど逝去しておられる。
国際学会出席中の心臓発作による急逝、進行の速い癌、長い闘病の末の肺炎や認知症の果ての老衰。
大いに嫌われ、ちょっと好かれ、人の生死に深く介入する医業の現場で。
むき出しの感情をやり取りした先輩医師たち。
ときに想い起こす彼らの面影は一様に笑顔で、次はおまえの番で死に方は選べんぞ、とおっしゃる。
( 日経分化 より 南木 佳士 )