今日は、いい天気になりそうです。
昨日の雨が、長く残らなくてよかったです。
「ロシア敗れたり」 鈴木荘一 著
毎日ワンズ 1540円(税込み)
読んでみて、筆者の「司馬遼太郎・批判」が、わかった気がします。
「坂の上の雲」で、乃木大将は、「愚将」扱いされていますが、筆者の文献の調査からすると。
それは、確かに、誤っている気もします。
乃木将軍の部隊は、「第三部隊、補欠として、武器も不十分」なのに、勇敢に戦い勝利を得ました。
しかし、大量の戦死者を出し、「批難の矢面」に、立たされました。
これはまったく、上層部・大山巌・児玉源太郎の、「無能」を隠す、責任転嫁だったようです。
それを筆者は、丁寧に証明しています。
また、ドイツから軍人を、招いて作った、「陸軍士官学校」「陸軍大学」が、いかに愚策だったか。
「白を黒に言いくるめる」、議論の力をつけることだけに終始し、それが、のちの禍根になったとも。
筆者は、「坂の上の雲」も、「竜馬がゆく」も、正しい資料にもとづかないもの、と断じています。
有名作家の、ベストセラーの「過ち」を正すのは、勇気がいることでしょう。
一読の価値のある本と、いえます。
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文化祭ではステージで仮想してデュエット曲を歌った。卒業式はそろって総代を務めた。
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( 日経 交遊抄より 背中を押してくれた友 )