プロといえどもゴルファーはいつも、正解を求めて試行錯誤している。
自分の取り組んできた方向性が正しかったことを証明してくれるのは結果でしかない。

   勝利によって自身は深まり、これをやっていけば大丈夫という確信が生まれる。
竹田さんはのブレークはその典型。

   私もプロ3年目の2008年に初勝利を挙げて自信を深め、翌年は5勝とジャンプアップした。
修正力は長丁場のシーズンを戦ううえでもカギとなる。

   疲れがたまってくると、いつの間にかスイングに狂いが生じる。
自分の体がどんな状態にあり、どういう動き方をしているかを認識し。

   適切な対応ができれば駅ないと、安定した成績は残せない。
コーチをつけている選手は自分が気付く前に指摘してもらえることもあるが。

   他人任せになって自分にのアンテナを張れていないこともある。
どんな優れたコーチでも選手のすべてを把握することはできない。

   コーチの有無にかかわらず、長く活躍できる選手は自分の体の声を聞くことにたけているようだ。

            (  日経 スポートピア より  有村智恵・プロゴルファー )