昨日の雨が、水蒸気となって、靄(もや)になっています。
上空はいい天気ですが、地表に近くなるにつれて、靄(もや)っています。
「侍ジャパン」、感動をありがとう!
今日の、決勝も、まるで筋書きがあるのではないか?と疑うような、勝利でした。
村上選手も、岡本選手もホームランを打って、よかったですね。
ヤクルト、巨人の首脳陣も、送り出した甲斐があったというものです。
8回、ダルビッシュ選手、9回には、最後になんと、大谷選手対トラウトの対決、ウソみたいな話でした。
昨日の準決勝と、今日の決勝、ほんとうに「感動」を与えてくれました。
すばらしかったです。
ただ、これがずーっとは続かないんですよね。
サッカーワールドカップの「三苫の1mm」は、もう昔のこととなってしまいました。
人の気持ちは、変わりやすいものです。
秋になれば、ラグビーのワールドカップ、気持ちが移っていくと思います。
でも、ここ何日かは、「侍ジャパン、感動をありがとう!」ですね。
心に残る言葉 March ㉒
” 野球が今夜の勝利者だ。 ”
6対5で日本の勝ち。そんな1行では、4時間近い試合のうねりはちょっと伝わらない。
録画の倍速鑑賞でも難しそうだ。九回裏に逆転勝利を決める1本を放ったのは。
最近いまひとつ不振とされてきた選手である。
映画や芝居の脚本なら「こんな展開は都合が良すぎる」と没にされるのではないか。それほど劇的だった。
良い試合は良い対戦相手がいて成立する。
メキシコ代表には、ふだんはお隣の大国、米国でプレーする選手が多い。
10代の頃に父を亡くしキューバから亡命したメンバーもいる。
さまざまな背景や願いを背負う真剣勝負。メキシコ代表の監督が日本代表を賞賛しつつ。
「野球が今夜の勝利者だ」と語ったのもわかる気がする。
( 日経 春秋より )