「家康の誤算」

生活

  今朝は、曇り空、昨夜の雨は止んだようですが、二中はときどき降るとか。
2923年も、今日一日となりました。早いものです。

今朝、携帯に、「しょうもない『詐欺』」メールが、入っていました。
「緊急救済  募集開始のお知らせ http:oswne7a.msk-yi-moq.net/l/t66ra2vmx
eurzhdbiihb@i.softbank.jp
というものです。

どこからかの、発信元も分からず、送ってくるメールは、要注意です。
送る方は、100万件に1件でも、「ひっかかれば」いいと思って、いますからね。要注意です!!

   読了の余韻  December ④

         「 家康の誤算 」  磯田 道史 著
                       PHP新書   990円(税込み)

  ご存じ、磯田先生の本です。
ネイティブの、古文書解読者ですから、教科書に書いてある、薄っぺらな著述とは違います。

  室町時代崩壊から戦国時代にかけて、「天皇の落胤」だ、やれ官位を得たものだと。
「勝手に」名乗るものが、出てきています。
実は、「徳川家」も、素性は定かではありません。

  ところが、家康が天下を取ると、「将軍は代々将軍」「農民は代々農民」というように。
身分を決めてしまいます。

  理由は、「秀吉」のように、「農民から関白」になられては困るからでした。
身分を決めてしまえば、「謀反を起こし、にくくなる」と、考えたのでしょう。

  また、天皇の権力を弱め、将軍の地位を上にするために、「家康」の「神格」化を進めます。
「天照」に対して、「東照」宮と、すこし「引いて」はいますが、全国に東照宮を建てたり。
日光東照宮に、公家たちをお参りさせたり。

  「天皇の崩御」より、「将軍の死亡」の時の方が、「鳴り物禁止令」を「長く」しています。
庶民に、将軍の方が「上」を知らしめているんですね。

  ただ、将軍が養子をとるようになる(紀州からとか)と、他の大名家も養子をとれば安泰。
( はじめは、後継ぎがなければ、お取りつぶし)。

  貨幣の鋳造権を、各藩に、委任してしたり。(大名の蓄財の許容に)など・・・。

結局、徳川家自身が、「縛りをゆるめていく」、あるいは、「時代に合わなくなっていく」。
そこまでは、「家康」は、考えが及ばなかったんでしょうね。無理もないですが・・・。

ただ、「家康」が作った、「代々、身分を継ぐ」ということは、政治家であったり、歌舞伎だったり。
同族会社の社長だったり、商店などなど、現代にも残っています。

この記事をシェアす 

    心に残る言葉 December ㉛
   ” 「ちゃんと全員を見ているからな」 ”      

  「監督の仕事は全体のマネジメント。だから今は全体を見渡すことを意識しています。
それぞれの役割を担うコーチがいるので僕自身が直接、打撃指導などをすることはないです。
ただ、眺めているだけではなくて『ちゃんと全員を見ているからな』ということを。
選手たちには意識させているつもりです」

  この言葉を聞いた瞬間、誰かに似ていると思わずにはいられなかった。それは岡田監督だ。
まずはしっかり見る。そこから方向性を見極める。その手法はまさに〝岡田流〟だろう。

  高知・安芸での秋季キャンプで今岡コーチは「選手たち個々がどう感じ。
自らどう変化しようと取り組んでいるのかを僕たちが感じ取ってあげることが大事。
それに沿ってどう動いていくのか。選手によっていろいろと違うと思いますけどね。
僕は自分自身が現役時代、そうしてもらって助かったなと思えたような接し方を選手にしていきたいですね。
それはずっと変わらないと思います」と言葉を選びながら話した。

  03年首位打者、05年打点王。タイプの違う打撃スタイルを自在にこなし。
超一流の結果で2度のリーグ優勝に貢献したレジェンド。
今は第2の今岡を育て上げるべく、指導者としての手腕に磨きをかけている。

     (  東スポWEB より  )

   生活雑感 December   ㉛

 

   みなさま、どんな大晦日をお迎えでしょうか?
なんといっても、「健康」でいることが、一番ですよね。
来年も、みなさまにとって、いい年になりますように。

    よいお年をお迎えくださいませ