曇っていた空が、明るくなってきました。
雨の予報でしたが、ひどくならなくて、よかったです。
今日は「七草」、元々の「七草」は秋の七草を指し、小正月1月15日の物は「七種」と書くとか。
この七種も「ななくさ」と読み、一般には7日正月の物を七草と。
現在では元々の意味は失われ、風習だけが形式として残ったとのこと。
これらの事から、中国の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるように、とか。
「友達が欲しいので、同窓会や趣味のサークル、ボランティアに参加していますが、話し相手すらできません。
自分からも話しかけてみますが、会話が続きません。
最近は1人を楽しむことに切り替えているのですが、私個人の人格的な欠陥が原因でしょうか。」
( 神奈川県・60代・男性 )
これは、日経の「なやみのとびら」というコラムにあった、お悩み相談です。
いやいや、これは私自身か、と思われるぐらい、「同感する」内容です、同年代だし・・・。
「会った人はみな友達」みたいな性格の人も、世の中にはいますが・・・。
「会話が続かない」のは、「話のネタの選択」と「相手の反応を見ながら」話せばいいんですよね。
あとは、「相性」です・・・、これは理屈ではありません、「理由なし」です。
「合う人は合う」し、「合わない人は合いません」・・・。
それを判断するのに、1分もかかりません。
「合わない人」と友達になろうなんて、思わなくていいんです、疲れるだけです。
「一人も、またよし」、小学1年生ではありませんから、焦ることはないんです。
いろいろな体験をして、自分の中に「いろいろな『ネタ』」を仕込んでおいたらいいんです。
面白い話をしてくれる人には、自ずと人が集まるものです。
回答者は、「すぐに友達をつくろうと意気込むのはやめましょう。
ゆったりと腰を落ち着けて、相手を見ていくのです。」と・・・。
前職のベイン・アンド・カンパニー時代、何度もプロジェクトをご一緒した上司が和田寛さんだ。
東大法学部卒で元キャリア官僚というバックグラウンドにそぐわない。
と言っては失礼かもしれないが、とにかくアグレッシブ。「考えるよりもまず動く」を地で行く方だった。
ある保険会社の案件を担当したとき、和田さんは経営企画担当役員と議論するだけではなく。
少しでも多くの社員とコミュニケーションを図ろうと自ら走り回っていた。
コンサルタントには数字やロジックを駆使した「左脳的」な仕事をする人が多いが。
それだけでは物事は変えられないというのが和田さんの信条。
現場の声やエモーショナルな部分を大切にする考え方は、私が仕事をする上での基盤となっている。
( 日経 交遊抄より 木村洋太 横浜ベイスターズ社長 )