元気だった夫が、5歳と2歳の子供2人を残し、突然いなくなったことにぼうぜんとした。
事故後、ヒーローのようにたたえられた。

「危険を顧みづに飛び込んだ」「子煩悩なお父さんで、よく肩車をしていた」。
だが夫は特段子煩悩なわけでもなく、首を痛めていたため肩車もしない。
  美談で片付けられることに疑問を感じた。
理系出身で、感情に流されず冷静に考えるタイプなのに、なぜ飛び込んだのか。


水泳は得意だったのに、浅そうに見える川でなぜおぼれたのか。

理由を知りたいという思いが募っていった。。


  ( 日経  Answers より   夫なぜ救助死 研究の道へ )