(13日、第105回全国高校野球選手権記念大会2回戦 大垣日大3―4おかやま山陽
今大会で最高齢の監督だった大垣日大の阪口慶三監督(79)が、おかやま山陽戦を振り返った。
――惜しい試合だった。
甲子園でこんな良いゲームを見られたことは幸せに思う。

――二回のスクイズ。あれで1点差に。その後の試合展開にも重要な1点だった。
あれは気持ちよかったね。あの1点で「やれるぞ」。
選手も僕もそう思ったからね。
すかっとした。

――お孫さんの高橋慎選手が八回に同点本塁打。
惜しかったねえ。
それで一気に流れを持ってこないかん。
簡単にアウトを重ねていったから残念だね。
(高橋選手に)まだ一言も声をかけられていない。ご苦労さんと言おうと思っとる。

――敗因は。
難しいね。
その答えはこれじゃいかんのやろうけど、弱いから負けたんやろうね。
練習やって強いチーム作ってきますんで、また来てください。
野球そのものは、甲子園も、いつでも変わらないと思う。
甲子園はそういう気持ちにさせる場所やないかな。
( 朝日新聞デジタル より )