今日は、すこし気温が高く感じます。
昨夜からの雨で、大川(旧淀川)沿いでは、水たまりができていました。
これから、寒気が降りてきて、寒くなると聞くと、うんざりしますが・・・。
「仕事ができる人の当たり前」 西原 亮 著
ダイヤモンド社 1760円(税込み)
今さら、サラリーマンになるわけではありませんが、新聞広告に載っていたので、読んでみました。
コンサルタント会社にいて、学んだことを、本にしているようです。
筆者は、現在は家業の、「牛乳配達の会社」の社長さんを、しているようです。
「口先三寸」のコンサルタントなんて、そりゃあ、「能書き垂れまくり」と、思いますが・・・。
まあ、「問題提起」をされたときに、「定義を確認」とか。
上司からの指示ものなら、「上司とすり合わせ」ながら、「仕事を進める」などは、確かに大切ですね。
日常の生活に、落とし込んでみると、それほど「細かく考えなくても・・・」と、思いました。
これから、社会人として活躍したい、と思う人が、読む本でした。
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50年来の願いをかなえノートルダム清心女子大(岡山市北区)に社会人編入学した。
岡山県倉敷市の三谷原(みたにはら)るり子さん(70)が今春、卒業する。
幼稚園教諭や社会福祉事務所相談員を務めた人生経験を背景に。
「サクセスフルエイジング-豊かな老後を迎えるには-」のテーマで卒業論文をまとめた。
年の離れたゼミ生らを前にした今月7日の卒論発表会で三谷原さんは「学ぶことは楽しい。
前向きに生きることが大事」と呼びかけた。
三谷原さんは高校生だったころ、ノートルダム清心女子大の学長や学園理事長を務めた。
渡辺和子さん(1927~2016年)を尊敬し、大学入試では同大英文学科に合格した。
しかし、家庭の事情で岡山県立短大に進学し、幼稚園教諭となった。
40歳を過ぎたころに同大の公開講座を聴講した際、渡辺さんから。
「いつでも学びにいらっしゃい」と声をかけられたことが心に残っていた。
3人の子どもを育て上げ、幼稚園教諭を定年退職後、福祉事務所の相談員を8年務め。
学び直しを思い立つ。迷いもあったが、オランダに住む長女から電話で。
「こっちでは70歳過ぎの大学生もいるよ」と言われ背中を押された。
三谷原さんの挑戦に家族は驚きつつも応援してくれて。
社会人編入学の英語の筆記試験、小論文、面接を経て68歳で人間生活学部児童学科3年生となった。
夫の昼食を用意して登校し、帰宅後は授業の内容をパソコンで整理する毎日が続いた。
「夫は駅までの通学用自転車やパソコンを買ってくれて感謝している」と話す。
卒論は発達心理学の分野で、健康で幸せに年を重ねる「サクセスフルエイジング」をテーマに選んだ。
夫が会社を定年後に米や野菜を作り、子ども食堂を核として人と交流する姿や。
祖母が俳句や短歌作りを楽しみながら困っている人を助けていた思い出。
自身のこれまでの生き方を題材に考察した。
発表会では「人は生涯発達し続けることができ、老化は衰退ではなく成熟の過程。
ポジティブに考えたり、新しい挑戦を続けたりすることが。
サクセスフルエイジングにつながっていくと思う」とまとめた。
三谷原さんは学生生活を振り返り、「知らなかったことが分かることは楽しい。
学びに年齢は関係ない」と話す。