「ある局面を突き詰めれば、先手勝ち・引き分け・後手勝ちの3つに集約される。
(どう指しても負けの場合があるわけで)常に最善の手があるわけではない。
自分はすべての局面で正解を出そうと考えているわけではなくて、どうしたら局面のバランスを保てるか。
どうしたら少しリードできるか、と考えている」

    「負けの局面では普通の手ではどうしても勝てない。
普通じゃない手を考えた中で最も難しい、複雑な手を選ぶ」

     (  日経  文化より   )