テニスの全仏オープンで優勝したノバク・ジョコビッチのプレーに、ハッとした。
野球の投手にもこれが必要だ・・・。

  それは厳しいボールを無理に追わない、見切りのうまさ。
私はテニスの門外漢だが、適当に見切りをつけて休まないと、3時間も動けないはず。
なかでも一番の「諦め上手」がジョコビッチではないか。

  彼を参考にしたら、と思うのが巨人の菅野智之。
右肘の具合が悪く、11日のソフトバンク戦で今季初登板。
5回2失点で勝ち投手になった。いい辺りは三直の1本くらいだったが。
3四死球で球数を増やした内容は息苦しかった。
  ( 日経  悠々球論より  権藤博  )。