今日も、暑くなりました。
湿度が低いせいか、夏とは違い、GW前のころのような、感じです。
ただ、太陽の高度が違うので、これから、暑くなっていくという、雰囲気はないですね。
「医者に殺されるな」 近藤 誠 著
ビジネス社 1650円(税込み)
近藤先生は、慶応大学医学部を出て、慶応病院で仕事をされていました。
日本で初めて、乳がんの患者に、「乳房温存療法」を紹介しました。
今でこそ、その治療法が、主流ですが、近藤先生が唱えると、外科をはじめ医療界から、大バッシング。
病院の中でも、孤立していて、村八分、「講師」のままで、定年退職されています。
「健康診断」は、「患者を作り出す」装置、製薬会社と医療界が「儲かる」と、断じています。
「夕張パラドックス」とは、夕張市が財政破綻し、病院運営ができなくなったら、「患者が減った」と。
上野千鶴子さんが、本の中で、「認知症マーケットは成長産業」とも、言っています。
いかに、日本の医者が、「勉強せず」、製薬会社と癒着し、「金もうけだけ」を考えているか。
よくわかる本です。
今、たくさんの薬を処方されて、たくさんの要らん検査をされている、中高年には読んでほしい本です。
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目が覚めると、どこからか鳥のさえずりが聞こえてくる。
その声を美しいと感じ、感動が胸にこみあげてくる。
今年、放送から70周年を迎えた文化放送の「朝の小鳥」で録音と番組の構成を17年務め、5月に退任した。
四季折々の野鳥の声をお届けするという重責から離れ、今は純粋に鳥の声を楽しんでいる。
日本には約650種の鳥類が生息しており、そのうち330種ほどを自ら録音してきた。
中にはほとんど鳴かない種をもいるので、国内のほとんどの鳥の声を録っているといっていいだろう。
番組は初代の蒲谷鶴(故人)から引き継いだ。高校生のころから知っていた野鳥観察の大先輩。
録音の秘訣を聞くと「一に早起き、二に早起き、三、四がなくて、五に早起き」との金言。
蒲谷氏は午前2時に出発していた。
「さすが蒲谷さん」と感心しつつ、眠いので自分は1時間遅い午前3時にした。
( 日経 文化より 鳥のさえずり電波にのせて )