今朝は、雲が広がっていますが、これから、晴れてくるのでしょう。
今日の大阪の、日の出は7時5分、昨日は7時6分。
つまり、今日から、日の出の時間が「早くなって」いきます。
日照時間が、「伸びて」いきます。
春は、「光春」から、ひかりの春からです。
私は、「日記」を、50年以上、書いています。
日記を書き始めたのは、父親や兄貴が、書いていたからです。
小学校4年生に始めて、途中で挫折。
小学校6年生の、4月1日から、ずっと、書き続けています。
もちろん、誰かに見せるわけでもなく、アンネの日記風に言えば、「私の信頼にできるカウンセラー」かも。
「書くこと」のよって、「冷静さ」をとりもどし、喜怒哀楽を、本音で打ち明けられる、「場」。
小学生の頃は、「あったこと」だけを書いていますが、中学2年生のころから、「自分の気持ち」を。
素直に、書くようになりました。
今では、「書きっぱなし」で、振り返って「読むこと」は、ほとんどありません。
朝、起きて、昨日のことを書いて、「いつも通りの自分」に、心を戻して終わりです。
いつごろからか(もちろん、調べてみれば、わかりますが)、最後に、書いている、言葉があります。
「まあ、そのうち、いいことが、あるだろう。捨てる神あれば拾う神あり。」
「今日も、すばらしい一日を、ありがとうございました。」
「さあ、明日も、明るく、さわやかに、がんばろう。」
もちろん、「すばらしい日」ばかりでは、ありませんが、「必ず書き」ます。
なんか、ただ「書く」だけでも、「素晴らしい日がくる」ような気がするからです。
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何とか機械を元の位置に戻す。
伝統を守ってきた大切な調理器具も壊れている。しかし、変わり果てた工房で、あるものが見つかった。
カステラ生地に地元産の餡が入った珠洲の銘菓「太鼓饅頭」だ。
お正月用に作っていたものが、綺麗な状態で見つかった。
「良かった。こんだけでも」 さらに大切なものも無傷だった。多間さんは安どの表情を浮かべる。
多間さん「お饅頭を焼く焼き台です。この型で桜の花の形を抜いて、ここで焼くんです」
私「お饅頭は、もしかしたらまた作ることができますか」
多間さん「できるかも、これがいきてるから…。これがあるし。」
店は甚大な被害を受けたが、多間さんの言葉からは”諦め”の2文字はないように感じた。
私はおととし、多間さんからいただいた「太鼓饅頭」の味わいを思い出した。
ほのかに甘い餡がカステラ生地に優しく包まれた素朴な味だ
多間淳子さんは「今日を生きるということで精一杯」と話した
きれいな状態で見つかった「太鼓饅頭」を、多間さんは避難所に届けた。
多間さん「甘いものは疲れが取れますから。甘いものは力が出ますから。
みんなにはわたらないけど、一家族に2つ3つでも。」
復旧や復興のことを尋ねた私に、多間さんはやんわり。
「とりあえず今日1日を生きるということで精一杯」と話した。
( MBS報道情報局 より 記者 長澤清導 )