やれ、ホルモンバランスだ、孤独感だ、社会からの疎外感だ、とか、いろいろ言われます。
40代ぐらいの女性看護師が、施術中の医師には敬語で、施術をされている私には、タメ口です。
腹が立ったので、”それは違うだろ!”と、激怒したことがあります。
内視鏡が腸内に入ったままです。( 苦笑 )
待てない人がなぜ増えるか。
学習院大学で哲学を教えている左近司祥子(68)が疑問を感じるようになった。
それは次のような体験を良くするようになったからだ。
授業の終了後、一人の学生の相談に乗っているところに、別の学生が「先生」と言いながら割って入る。
少し待つように伝えると、むっとした表情で即座にその場を立ち去る。
次に、学生の質問に対し「わからないから一緒に考えようよ」と自ら考ええるように仕向ける。
すると、あからさまに嫌な顔をする。
長年哲学を研究しているなら、すぱっと答えてよ、ということらしい。
左近司さんは自宅で四十一匹の猫を飼う愛猫家でもある。
「猫はじっとまちますよ。ゴキブリが冷蔵庫の下に逃げ込み別のところに行ってしまっても。
辛抱強く待ち構えています。」
どうして待てない人が増えてしまったか、左近寺さんは考える。
家庭では、子供の数が少ないから、家族が何でもすぐに対応してくれる。
町に出てもファストフード店やコーヒーショップに入れば、そう待たされることもない。
友人と待ち合わせしても、携帯電話があるので、ただひたすら待つこともなくなっている。
それに学生自身が、アルバイトだ、資格取得だ、と忙しくなっている。
で、「哲学というのは、答えがそう簡単に見つからない学問。
学生の時ぐらい、出そうにない答えをじっくり考えるゆとりを持ちたい」と左近寺さんは訴えるように言う。
1960年代ののどかな時代、当時、学生だった劇作家のUさん(60)は友人と喫茶店で待ち合わせをした。
しかし、七時間も遅れたことがある。
友人は待っていて、顔を合わせた途端、ぶすっとした表情で「遅かったな」とひとこと言い残して、去った。
( 日経新聞 妙なお話 から )
確かに、”待てなくなっている自分”を感じます。
ゆっくり、考える時間も、大切です。
岸田さんは、昭和30年代の生まれとはいえ、池田隼人のマネでは、ちょっと。
芸が無さすぎるのではないでしょうか。
ただ、決選投票になったら、麻生・安倍連合で、首相になってしまうかもしれませんが・・・。
選挙互助会と言われないように。
もう少し、現実的に政権を担う、ビジョンを示してほしいですね。