今日は、朝から晴れ間がのぞいています。
これから、大きな台風が来るなんて、とても思えない、青空が広がっています。
「台風と戦争」
大型の台風が、近づいています。
農家の方々は、早めに収穫したり、暴風に対しての、備えをされています。
テレビで、「側溝をそうじして、流水をよくしておく」とか、いろいろ対策が伝えられています。
日本は、神話の時代から、「台風=野分」の到来に見舞われて、対応してきました。
対策を講じたら、あとは「やり過ごす=過ぎるのを待つ」、自然とむやみに、対決はしない。
日本人の、自然との付き合い方、知恵だと思います。
一方、「戦争」は、人の心、「憎しみ」や「欲」、「報復」といったことから、起こります。
こればかりは、「やられている」のを、「やり過ごす」というわけにはいきません。
「やり過ごして」いたら、国が滅んでしまいます。
「心」から、起因するものは、なんとか、「知恵をだして」、制御できないものかと、思うところです。
sこの記事をシェアす
心に残る言葉 August ㉘
” 澄み切った心で自分を取り巻く世界を見る ”
タオは「道」を中核概念として古代中国で生まれたタオイズムの考えを指す。
ホフはそれを下敷きに、プーの何気ないセリフや振る舞いから人生にとって大切な価値を読み取る。
キーワードは「無為」。何かを押し付けたり競争したり、小ざかしく手出しをしたりしない。
そして澄み切った心で自分を取りまく世界を見る。
洋の東西を問わず、なお影響を与え続ける不朽の思想。
そこで先人が理想にした状態とほど遠いところに今の中国はある。
目立つのは力ずくで秩序を変えようとする姿勢ばかり。
最近もスパイ容疑で拘束されていた日本企業の社員が起訴された。
中身についての詳しい説明は一切ない。
法の支配とは似て非なるものだ。
(日経 春秋 より )