1日目はキャッチボールやトスバッティング、ノックなどをこなした。
フリー打撃では計65スイングを披露し、部員もじっくり見守った。
「(軸足は)開かないようにキープしたい。
外にいかないように(開かないように)下半身でコントロールする」と打撃の意識を説明する場面もあった。

  2日目は走塁練習でリードやベースの踏み方などの手本を見せ、その後は選手のティー打撃を見守った。
指導を終えたイチロー氏は、「(言うことが)何もない、って言ってもいいくらい。
みんなの反応がいいなと思った。

   特に今日の走塁。今までのチームで、ここまであの形をスムーズにできたことはないと思う。
みんなが一番。びっくりしました」と進学校の部員たちの“吸収力”に驚愕していた。

  「甲子園を目指すけど、がんばってほしい。期待しています、でも、その先をもっと期待したいと思える。
社会に出て、社会を引っ張っていく人材だろうとすごく思いました」

   「僕にとってもすごく刺激が強い。高校生を見る目がみんなに会って、変わるかも。
それぐらいインパクトがありました」と、2日間を振り返った。

   ( Full-Countより・県立岐阜高校を指導 )