ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は16日、負傷者リスト入りしている佐々木朗希投手について。
コミュニケーションの重要性を説いた。

   佐々木が肩の痛みを訴えたのは9日のダイヤモンドバックス戦後。
だが、佐々木本人によれば、3日のブレーブス戦から肩の痛みを感じていたという。

   監督は「大事なのはコミュニケーション。これはロウキに限った話ではなく。
他の選手にもよくあることだが、自分の状態を私たちに伝えないことがよくある。

   でも、コミュニケーションはお互いで取らないと意味がない。
知らなければ、こちらも対応のしようがない。

   だから、オープンに話してくれれば、こちらも対応の選択肢が持てる。
今回はロウキにとって良い学びになったと思う」と語った。

   佐々木は9日の登板で球速が低下し、速球はほとんど95マイル(約153キロ)前後にとどまった。
その後、右肩痛を訴え「右肩のインピンジメント症候群」との診断を受けた。

   ただ、MRI検査で損傷が見つかったわけではなく。
本人も「悪いところはない」と発言して軽傷を強調しているが、チームは当面ノースロー調整の方針だ。

   本人は焦る気持ちはあるかもしれないが。
ドジャース側はこのIL入りを機に大リーグに適応できるように。

   体力づくりをしながらメジャーに戻すプランがあると見られる。
球団幹部の一人は「まだ体力がない」と話しているという。

   今後も、佐々木と球団は密にコミュニケーションを取りながら、リハビリを進めなければならない。
監督は「お互いのコミュニケーションが重要」と話した。
 

          ( 中日スポーツ    より    )