傘松公園からは、登山バスで成相寺(なりあいじ)に登りました。
7分間の乗車で、片道760円(バス代60円+拝観料400円)。
いやあ、お寺の拝観料も込みですか・・・って感じです。
マイクロバスで、ゴウゴウと急な山道を、ローギアで上がって行きました。
歩くと40分とか、・・・急な山道でした。

本堂内に、飛騨の伝統的な彫刻職人・左甚五郎作と伝わる「真向きの龍」がありました。
江戸時代、雨乞いのため、折しも宮津に滞在していた甚五郎に制作依頼したようです。
江戸時代、雨乞いのため、折しも宮津に滞在していた甚五郎に制作依頼したようです。
写真中央の、四角い板に彫ってあるものが、龍です。

成相寺から、さらに登って、成相山パノラマ展望所があります。
車で7分、徒歩で40分と立看がありました。
さすがに、登っていたのは、私ともう一人の若者だけでした。
展望所には、車で登ってきた人、バイクで登ってきた人がいました。
日本一のパノラマ、という石碑がありました。
登ってきたときは、気がつかなかったのですが。
展望所からの帰り道、30体以上のお地蔵さんが、鎮座しているところがありました。
傘松公園の横の石段を下りて、元伊勢神社の前を通り、天橋立入り口から歩きました。
天橋立は、長さ約3.2Kmほど、松林で、写真のような感じでした。
松葉がたくさん落ちています、歩く人、貸自転車で走る人などなど、見かけました。
文殊堂に近いところに、与謝野寛(号 鉄幹)・晶子の歌碑がありました。
「小雨はれ みどりとあけの虹ながる 与謝の細江の 朝のさざ波 寛」
「人おして 回旋橋のひらく時 くろ雲うごく 天橋立 晶子」
寛の父親が、ここの近くの出身らしく。
与謝野夫妻は、天橋立に、よく吟行に来られたそうです。