今朝も雲が多いですね。
蒸し暑い空気が、いかにも梅雨らしい季節感を漂わせています
蒸し暑い空気が、いかにも梅雨らしい季節感を漂わせています
「プラン75」見てきました。
昨日公開の「プラン75」を、大阪ステーションシネマで見てきました。
カンヌ映画祭で特別表彰を受けた作品なので、行きました。
75歳以上に安楽死を勧める制度なんて、荒唐無稽な設定なのですが。
今の高齢化問題を如実に描いたものになっていました。
プラン75を受け入れる老人と、それに携わる役所のスタッフ・コールセンタースタッフ。
そして、その死体を処理する外国人(フィリピン人)、の3つの立場から映像が構成されていました。
身寄りがないお年寄りや、収入源の無い人、子供がいても一人暮らしで寂しい人。
制度に携わるスタッフの苦悩や躊躇、老人介護や死体処理なども外国人労働者に依存していること。
最後は、スタッフのおじの死体を施設から、運び出し、車を飛ばしているところを白バイにつかまる。
そして、主人公は、安楽死施設から抜け出して、夕陽を見ているシーンで終わっています。
監督の意図は、今の高齢者社会の問題点の指摘と、視聴者への問題提起でしょうか?
そんな、映画でした。
心に残る言葉 June ⑱
”森の中で迷ったときは小川を探し、それに沿って下流に”