今日は、久しぶりに、最高気温が10℃を、超えるようです。
今日から、日の出が、ようやく1分、早くなるんですよね。
つまり、日照時間が、朝も夕方も、延びていくということです。
「陽春」ですね、「春は日の光が延びていくことで、始まる」ということでしょうか・・・。
アルバイト先で、1年ぐらい前に入った、Nさん(70歳)が、話しかけてきた。
「遼さん、お酒飲みますか?」
つまり、「お酒でも飲みに行きましょうか?」という、話の展開を考えたのでしょう。
「付き合い程度ですね。お酒は弱いんです。」
先日、フーテンのMさんと、Nさんが、パチンコと競馬の話をしているのが、耳に入りました。
Nさんは、競馬で、一日稼いだ最高額は、230万円とのこと。
一日で230万円も稼げたら、まじめに働くのが、バカらしくなりますよね。
この歳になって、「趣味を合わせる」とか「生き方を合わせる」なんて、ムリですよ・・・。
ギャンブル好きは、ギャンブル好きと、酒飲みは、酒飲みと、つるめばいいんです。
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店に入ると、村上真さんというこの問屋の大番頭のような人がいた。
私は話しかけるでもなく暗い顔でうつむいていたはずだ。
なにかを察したてくれた簿だろう。
「ちょっと行きますか」村上さんがお声をかけてくれた。
近くの居酒屋のカウンターに並んでビールをひとくち。
私は思わずこぼした。「僕、先が見えないんです」
会社も年代も違う跳ねっ返りの若造の身の上話に、村上さんは耳を傾けてくれた。
しばらくすると、村上さんは出来の悪い教え子を諭すように、こう言った。
「そういう時は変に先を見たらあきまへんで」。
村上さんが例に出したのが、入荷の時期になると倉庫に山のように積まれる反物の話だった。
一反ずつ服に必要な長さにカットして伝票を付けては出荷していく。
一反でスーツ20着分。気が遠くなるような作業を黙々とこなすのが問屋の仕事だという。
残業代の代わりに出される素うどんをすすりながら。
「仕事というのはそういうものでっせ。初めから先ばっかり見たらあかんのですよ」。
( 日経 私の履歴書より 岡藤正広 伊藤忠商事会長CEO )