「板上に咲く」

生活

  今日は、暖かさの残る、曇り空、午後は、雨が降る予報です。
ついに、春の「彼岸の入り」に、なってしまいました。

  子規の、「毎年よ、彼岸の入りが寒いのは」は、母親が言った言葉とか・・・。
明日は、気温が下がりそうですが、これから、どんどん夏に向かっていくようです。

 

   読了の余韻  March ②

   「板上に咲く」 原田 マハ 著  幻冬舎   1870円(税込み)
    

    読んでみて、石原慎太郎の「天才」を、思い出しました。
「天才」は、田中角栄のことを書いたものですが、いろいろな「田中角栄」本から。
石原慎太郎の「田中角栄」を綴ったものでした。

  それと同じように、「原田マハ」が、既刊の「棟方志功」本から、独自の「棟方志功」を綴ったものです。
成功者につきものの、「もし」という、チャンスは、「偶然」訪れたものですが。
彼の「絵画への情熱・版画への情熱」が、引き寄せたもの、としか、考えられません。
「もし」、弘前のデパートで、「チヤ」と出会ってなかったら。
「もし」、松木満史の、援助がなかったら。
「もし」、「国画会」の準備の時に、柳宗悦、濱田庄司と、出会っていなかったら。

  何事にも、「打ち込んでいる人」は、尊敬できますが、改めて、それを感じた本です。
                    

この記事をシェアす 

    心に残る言葉 March ⑰
  ” 映画は記憶を形成し記憶が歴史を形成する ”   

    「この賞をロシアが決してウクライナを攻撃しないことと交換したい」と切り出したのは。
「実録マウリポリの20日間」で長編ドキュメンタリー賞を受けたウクライナのムスチスラフ監督。

  「マウリポリの人々を忘れないでほしい。
映画は記憶を形成し記憶が歴史を形成する」と会場に呼びかけた。
戦争の影は受賞作品のあちこちに垣間見えた。。

    (  日経  文化 より 戦争の時代のメッセージ  )

   生活雑感  March   ⑰

 

   「横綱・照ノ富士」が、休場になってしまいました。
横綱になって、半分以上は、休場している、なんて批判もありますが、それは仕方がないでしょう。

「横綱不在」を、相撲協会が、「我慢」できるかどうかですね。
「曙」が、横綱になるまで、「横綱不在」が続きました。

そういうときもありますから、安易に「横綱」をつくるよりも、「待つ」ことも、大切ですね。

 

    今日もよい一日でありますように

タイトルとURLをコピーしました