現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が15日。
自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。
今季19盗塁ながら3年連続5度目の盗塁王を獲得した阪神の近本光司外野手(30)について語った。

  19盗塁での盗塁王獲得は、2リーグ制以降では最少でのタイトル獲得となった。
入団1年目の2019年から36、31、24、30、28盗塁を記録してきた近本について。
「1桁で盗塁王を獲ったって盗塁王は盗塁王なんだから。それはリーグでそれしか走ってないっていう。
その中の1番っていうんだから価値はあるんですよ」とオレ流の持論を展開した。

   パ・リーグはソフトバンクの周東が41盗塁をマークして盗塁王を獲得。比較対象となりがちだが。
「数が多いから、少ないからっていう問題じゃなくて、そのリーグで1番は誰なのかっていうのが。
タイトルなんでね。数で評価しちゃダメですよ」と主張した。

     (  スポニチアネックス より  )