「奔流」

生活

    今日も、晴れ間がありますが、風が冷たいですね。
もうすぐ、「桜が咲く」、「暖かくなる」、と思うことが、「寒く」感じさせるのかも、しれません。

   読了の余韻  March ①

   「奔流」 広野 真嗣 著  講談社   1980円(税込み)
                        

  読んでみて、一言でいうと、「尾身 茂」さんは、大変だったんだよ、評価してやってください。
そんな、本です。

コロナウイルス対策の「専門家委員会」は、厚労省からも、政治家からも、「利用」された、感はあります。
「責任」を、役人も政治家も、「とらない」、そんな感じ、でした。

「42万人が死亡する」とか、「この時期に、オリンピックをするのは『普通じゃない』」などは。
「専門家委員会」が発したものとして、議論の余地を残しました。

安倍首相の、「小中高・全国休校」や「安倍のマスク」は、「専門家委員会」を「無視」した、「愚策」でした。
オリンピックの開催をめぐる、国(須賀総理)と東京都(小池知事)の、責任の押し付け合い。

経済学者と医療関係者の、食い違い。
いろいろ、「初めて」のことばかりで、「専門家委員会」が、「翻弄」された、ことが記述してあります。

読んでいて、やはり、「尾身茂」さんは、功労者として、処遇されるべきだと、思いました。

※ ただ、登場人物が多く、「ここで、○○まで遡ってみたい」の記述が、結構あるので。
「遡り」の記述が、少ない方が、読みやすかったな、とは、思いました。

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    心に残る言葉 March ➉
 ” 常に自分の中に基準を持つことが大事なんだ。”   

    仕事ぶりを尊敬していた厚木市の係長と飲んでいた時に、こんなやり取りがあった。
「野本ちゃん、仕事をする上で何が一番大事かわかるか「。

  情熱ですか、知識を売ることですか、通り一遍のことをあれこれ言ってみたhが。
答えはもっと深いものだった。

 「何が常識か、何が正しいか、常に自分の中に基準を持つことが大事なんだ」。
上司など誰かの言に左右されるのではなく、自分の軸をぶらさずに生きようというメッセージであ。

  迷った時の指針にしてきた。若い人たちにも伝えるようにしている。

    (  日経  私の履歴書 より 野本 弘文  東急会長 )

   生活雑感  March   ➉

 

   大リーグに渡った、山本も、今永も、松井も、なかなかすんなりとは、いい活躍が、できませんね。
大谷翔平が、「簡単」にしていることが、本当に「すごいこと」なんだと、思い知らされます。

  何人かは、また、「日本のプロ野球」に、戻ってくるのでしょうね。

 

 

    今日もよい一日でありますように

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