実際、本当に5年から10年ぐらいで見えなくなっていったけれど。
診断時にものすごいショックを受けず、自分ができることを続けたのはよかった。

   幼い頃に診断されると、親など周りが「視覚障害者」としてレールを敷いて。
進学や将来の職業などを制限しがちだ。

   周りの配慮が知らぬ間に差別につながることもある。
僕は徐々に視野が狭くなり、不都合もあったけれど、診断されなかったから小中校と普通学級で学び。

   薬剤師の道も自分で選べた。

     (  日経  向き合う より 白杖ダンサー MORIKO JAPAN )