人生20年説

　　これから、3日間ぐらいは、各地で雪がたくさん降るようです。
台風の時期には、”　田んぼや船を見に行って亡くなった　”　という知らせが多いですが。
この時期は、”　屋根の雪降ろしで、転落して亡くなった　”　という知らせが多いです。
　　雪下ろしや、雪かきには、気をつけてくださいませ。

　　人生、20年説

　　20歳になると、どこの大学に行っているとか、どこで働いているとか。
あるいは、成人式に、結婚していて、子供を連れてきたりします。
この、20歳から40歳の間で、多くの人は人生の中間地点を通過します。
　　40歳になると、結婚して子供が賢いとかそうでないとか。
会社でエライさんになったとか、どこそこの議員をしているとか、話題になります。
　　60歳になると、会社をリタイアして、悠々自適だとか、孫が賢いとかどうかとか。
ぼつぼつ、亡くなる人が出てきます。
病気や手術の話で盛り上がり、もう、どこそこの会社にいたとか、どの大学を出たは、価値がありません。
”　病気自慢　”　は老人のありがちなことですが、健康が何よりです。
　　80歳になると、生存率は約60％、約4割の人は亡くなるようです。
生きていても、男性約72歳、女性約75歳が健康年齢、介護が必要になったり、他人の援助が要ります。
　　100歳になると、約99％の人は亡くなっています。

　　私はこんなことを時々考えたりします。
どの20年で輝くかは、人によって違います。
あのときに、あんなにブイブイいわせていたのに、今は見る影もない、なんてことはありえます。
逆に、あの人は、年齢がいくにつれて、輝いてきた、なんてことも。
”　今　”　この瞬間から、”　過去　”　になっています。
今を大切にして、健康に過ごしたいものです。

　　心に残る言葉　　January　⑬

　　　”　やっているうちに、理想が逃げていく　”

　　ケガと隣り合わせの、厳しい練習に向かわせた原動力は、何だったのか。
誰よりも勝利を期待され、その重圧を感じながらも、内村自身はもっと高いところを見ていた。

　　「やっていくうちに理想が逃げていく感じ。きょうは良かったと思ったら、それで終わり。
やめるまで、満足することはないと思う」
「メダルの色や数は気にしていない。周りにどれだけ影響を与えられるかを一番考えている」
「僕たち体操選手はこれだけすごいことをやっているんだぞ、というのを伝えたいのが一番にある」

　　こうした言葉の根底には、体操がとことん好きで、極めたいという純粋な思いがあった。

　　内村航平選手の引退に関しての、記事からです。
”　とことん極める　”　というのは、色々な分野で一流になる人が使う言葉です。
最近では、将棋の藤井四冠も、同じことを言っていました。すごいことです。

　　　　　生活雑感　　January　　⑬