今日も、寒い朝です。
大川(旧淀川)沿いを、散歩する人もジョギングする人も、マフラーをしたり、手袋をしたり。
例年ですと、クリスマスあたりが寒くなるのですが、今年は早いですね。
しかし、この寒さも、12月1月だけで、2月から暖かくなるように、思います。
今朝の日経新聞のコラム、「春秋」で、次のような記述がありました。
”「『協力』の生命全史」(二コラ・ライハニ著)という比較動物学の本に出合った。
我々が公平を求めるのは進化の結果だという。
自分の報酬と他者の報酬を比べ「隣人や友人に負けていないかどうかを絶えず。
気にしてやきもきする唯一の霊長類」がヒトなのだそうだ。”
「他者を気にしてやきもきする」から、「ねたみ」「不公平感」が生まれ、それがもめごとに。
「いじめ」に始まり、「けんか」「紛争」「戦争」と、なっていくのでしょう。
「公平を求める」ことが、「平和」につながるように、「進化」すればよいのですが・・・。
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渡邊勝英。父の名前だ。
わたなべかつひで、と、読むのだが、父が名乗ると「かつひで」が「かチひで」に聞こえる。
訛っているのだ。父は北海道南部の産で、あのあたり方言はズーズー弁とよく似ている。
今はもうでもないだろうが、父が生まれた昭和前期には、だいたいみんな。
こういう話し方をしていたのではないかと思う。
父の言葉を聞くと、長い年月が溶け出しすような感じがした。
知らないはずの「あの頃」が立ち上がってくるようだった。
渡邊勝英は1934年、北海道檜山郡江差町で生まれた。3歳で両親を失った。
まず母親がカリエスで亡くなり、それを機に婿養子だった父親が離縁された。
断っておくが家の跡取りは別にいた。型通りの長男だ。
父親が婿入りしたのは、祖父が病弱の娘を思ってのことだった。
( 日経 文化より 「父のこと」 )