「老々介護」

生活
  今日もいい天気になりました。気温が下がったのが、イヤですが・・・。
大川(旧淀川)沿いの紅葉・黄葉も進んできました。
イチョウの葉はまだ緑色をしていますが、桜の葉は十分に色づいて、落葉待ちといったところです。
   「老々介護(被介護者も介護者も65歳以上)」

  昨日は、大磯町で、79歳・車いすの妻を、81歳の夫が海に突き落として殺害。
千葉地裁では、81歳の夫が、85歳の妻を殺害した罪で、執行猶予付きの判決が出ました。
  裁判長曰く、「誠実に介護した中での犯行うんぬん」。

  なんとも言葉が出ません。
日本の要介護者は2017年時点で、約639万人、そのうちの約6割が「老々介護」のようです。
2007年からの10年で、要介護者は約200万人増えているようです。

  介護付き老人ホームでも、時々、職員による殺人事件や傷害事件が発覚します。
生老病死は人間の定め、長生きするのが良いのか、悪いのか、・・・。

  私の友人の女性で、母親が認知症になり、二世帯住宅に兄夫婦と住んでいるが。
兄嫁が、全然面倒を見ないから、日曜日はいろいろと、母の世話をしているとのこと。
「ある程度、進行してしまったら、施設も考えた方がよいのでは・・・」と他人の私は言いますが。
なかなか、決心はつかないようです。
自分だけで、背負い込むと、疲れてしまいますよね。

   心に残る言葉 November ⑤
    ” 「顔がつく服」 ”  
  当時、服の値段や問い合わせ先が掲載される雑誌ならまだしも。
テロップしか流れないドラマに対し、高級ブランドが服を貸し出すケースはほとんどなかった。
各ブランドに直談判にいき、女優が着れば、ブランドのイメージがいかに上がるかを説いて回った。
  マックスマーラなど一部のブランドが応じてくれ、放送されるとスタイリングも反響を呼んだ。
「ドラマスタイリストで生きていく」決心がついた。
それ以来、貸し出しに応じる国内外の高級ブランドも徐々に増えていき。
「衣装の選択肢がぐっと広がり、役柄をより表現しやすくなった」という。
  少しでも時間があると、ブランドを回り担当俳優の服を探す。
「顔がつく服を見つけた時は最高にうれしくて仕方ない」。
「顔がつく服」とは、役柄のイメージにぴったりの服をさす。
何十年も何百回も繰り返している作業だが、常に新鮮で楽しい瞬間だ。

( 日経 Mystory より  西ゆり子  ドラマスタイリスト  )
     生活雑感  November    ⑤
  2024年から、1万・5千・千円札が、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎になるようです。
福沢諭吉の1万円札って、1984年から使われてきたんですね、気づきませんでした。
板垣退助の百円札、岩倉具視の五百円札、伊藤博文の千円札、聖徳太子の五千円札。
そんな記憶は、ずいぶん昔の話になってしまいました。
   今日もよい一日でありますように