孤独を生きる

生活
  今日は二十四節季の「立秋」、一番暑いときは過ぎたような感じもします。
ただ、来週から、また猛暑になりますと予報では言っていましたが、永遠に続くことはありません。
     読了の余韻 August   ①

 「 孤独を生きる 」 斎藤孝 著  PHP新書1100円(税込み)

 

  筆者は他人に振り回されないような生き方をしましょう、と言っているような感じです。
 「孤独」というと、孤立無援な感じですが、「単独」「孤高」と言い換えると違ってきます。
周りの「群れ」に入らなくても、軽薄短小な友人関係がなくても。
書物の中には「同じ考えの人」がいるし、「友人」がいるものです。

  私のような、定年退職後は「会社関係のつきあい」はなくなります。
だからといって、「孤独」とは考えないものです。
  生活している以上、なんだかんだと人とのやりとりはあるものです。
  

    心に残る言葉  August   ⑦
” 良い方向、良くない方向に考えが触れすぎないよに ”
  不安なときには、良くない可能性のあることに目が向きがちになるので注意しなくてはならない。
だからといって、いつも通りに行動すれば良いかと言うと、必ずしも良いとは言えない。
不安になったとき、その不安を打ち消そうとする心理が働いて、危険に目が向かなくなる可能性があるからだ。
正常性バイアスといわれるが、どうせ大丈夫だろうと考えて、危険な行動をとってしまっていることがある。
  良い方向、良くない方向に考えが触れ過ぎないようにするためには。
正確な情報をできるだけ集めて判断する必要がある。
新型コロナの感染情報は感染者数や年齢が報道されるだけで。
重症化している人たちの特性など、詳しい情報がよくわからない。
  個人情報を守るためにはやむをえないかもしれないが、こうした時には。
良くない可能性を若干高めに考えながら慎重に行動する守りの姿勢が必要になってくるだろう。
(  日経  こころの健康学 より  )

     生活雑感  August  ⑦

  「原水爆反対」に名を借りた、「政治デモ」は、鎮魂の日には静かにやってほしいものですよね。
鎮魂の気持ちが、シュプレヒコールや拡声器で乱されるのはイヤなものです。
   今日もよい一日でありますように